iPodは、最高のガジェットである!
iPodをご存知だろうか。SONYのウォークマンと並ぶAppleの音楽プレイヤーである。
しかし、今はスマホでなんでもできる時代。iPodがなくなりかけている...
今日は、iPodの魅力をご紹介。(iPod touchは論点がずれるので割愛)
iPodと携帯の歴史をかなりざっくりと比較
2001年 iPod登場
曲を大量に持ち歩ける製品iPodは、2001年に発売。
(初代iPodは、容量5GB)
当時の日本の携帯では、docomoのF503i が出た頃だ。
特徴は、iアプリに対応した折り畳み式という点だ。
着信メロディはFM音源16和音だった頃なので、これで音楽は聞けない。
2008年
ようやく、アメリカ話題のiPhoneが日本に上陸した時だ。
Musicという名前のアプリではなく、iPodという名前になっている。
ジョブス氏が発表の時に、ネット、カメラ、iPodの合体系というプレゼンをしていた。
この頃は、ワンセグが見れないから、自分には必要ないと思っていた。笑
2009年 iPod nano 第5世代発売
iPodにカメラ搭載した頃だ。あの無音の...
この時くらいから、ボディが色鮮やかになった。
靴にくっつけて盗撮用として使用したバカのせいで販売終了になった。
この時期はまだ、iPhoneもiPodもどちらも活躍している時期だ。
2012年 iPod nano 第7世代発売
私の愛用品である。
容量は、16GB、タッチパネル、ボタン数はiPhoneと同じ、
この小ささでBluetooth搭載!
もう購入から、6年が経ち、不具合も少し出てきている。
そろそろ買い換えたいが、欲しいiPodがない。今更、ウォークマンはちょっと...
この時期以降、iPod nanoは、ちょっとした改良品が出るくらいで、全く販売しなくなった。
実は、この辺りから、スマホの追い上げが始まってきている。
2012年からのスマホの追い上げ
総務省の発表によると、
総務省|平成29年版 情報通信白書|数字で見たスマホの爆発的普及(5年間の量的拡大)
国内のスマホ普及率は、2012年でほぼ半分。
2013年では、出荷台数がガラケーを超えている。
世界のデータではありませんが、似たような動向かと思われる。
スマホが普及し、AppleがiPodから徐々に手を引いているわけだ。
そもそもiPhoneを使えばいいのでは?
スマホは、様々の製品の代替ができる、PC、カメラ、携帯音楽プレーヤー etc ...
以下、個々に特化したのものを挙げてみた。
- カメラ:一眼レフの方が上
- PC:複雑な曲・動画編集やプログラミングなどのPCでしかできないことがある
- 携帯音楽プレーヤー :機能面にはほぼカバー
しかし、iPodの機能面では、iPhoneがほぼカバーしているという現状。
「iPodは、音楽しか聞けない」しかし、それがいい!
不必要なものをすべて取っ払ったデバイスのあるべき姿。
Simple is bestの言葉が最も当てはまるデバイスだ。
純粋に音楽だけを楽しみたい、SNSの通知などで邪魔、電池を消耗させたくない。
良い例えかわからないが、
魚沼産コシヒカリを買ってきて、カレーにするようなものだ。
米をそのまま食べる方が美味しいに決まってる。
いわゆる、iPodで聴くことは、音の味わい方が違うのです!!
Apple の動向
iPod classicは生産終了し、iPod nanoもホームページから姿を消した。
上のバーもiPodからMusicに変わった。
現在は、iPod touchのみ販売しているようである。
(iPod touchの方が、iPhoneとほぼ同じなので、早く消えそうな気がしてたのに)
少数のiPodファンの好みよりも、
Appleは、商業的に成功する可能性が高いビジネスに投資しているだけのことである。
代替品の検討
Apple Watch
音楽は、CDからのデータとApple Musicで聴ける。
iPodの代替品になるかもしれないが、
私は普通の腕時計をして、普通に音楽を聞きたいので、この選択肢は消える。
時計の機能をなくして、スマートバンドとして売って欲しい。
Apple Watchが販売される4年前、2011年に発売されたiPod nano 第6世代 に、
非公式で腕時計にするアイテムが販売された。
しかし、この時代のiPodには、Bluetooth機能がない為、
音楽は有線で聞かなければならなかった。時計にしている人はほぼ見なかった。
今後発売して欲しいiPod !!
1. Apple Watchの退化版
上記記載のようなApple Watchの機能を音楽のみにし、安価な製品。
(Apple Watchは、価格的に少し手が出しにくい。)
2. iPod classicの進化版
iPod classicの最大容量160GBを誇る性能を愛用するiPod 第7世代のサイズにして欲しい。
技術的には、十分可能なのだが、もう販売しないんだろうな...
音を楽しんでいるこの時期のCMが好きだった。
iPodは、平成の遺物にならないことを祈る...
R.I.P.O.D